(5)落語会の日付の決め方②


落語会を開く日時をいつ決めるか。

 

テレビに出るような人気落語家の場合は、プロダクションとプロモーターが入って既に数年先まで予定が埋まっている、という場合があります。ですが、そこまで先々の予定について考えるというのは、小さい落語会の場合は難しいでしょう。

  

しかし、テレビに出ずとも人気のある落語家の場合は、一年前には、土日などの都合の良い日は既に予定が埋まっている場合も多いです。出演の際に「ではまた来年お願いします」ということで次回のスケジュールが決定することもよくあります。

 

公共施設の一般の利用予約がたいてい一年前の同じ月から、という場合が多いので、良い日付をとろうとすると、予約を入れる以前に日程を確定させたほうがいいでしょう。そうなると、日程を決めるのは一年以上前になります。

 

しかし、日程が自由になる会場があるような場合は、そこまで急ぐ必要もありません。

とはいえ、スケジュール調整などを考えると、地方から東京の落語家をお願いする場合、初めて依頼する場合は半年前までに、人気者の場合は一年以前に、というのが、無理のない依頼の線ではないでしょうか。

しかし、直近にお願いしても、たまたまその日が空いていた、など条件が整っていたりする時には、依頼を受けてくださる場合もあります。

まずは、できるだけ早く、思い立った時に、動き出してください。

 

 

落語会を主催する上で、ギャラ・会場・出演者はお金次第でどうにでもなる面がありますが(少々言い過ぎ)、日程だけはどの会もチャンスは平等に与えられています。

 

がんばってください。

がんばりましょう。